青島神社
春
春は旧暦三月十六日の春祭にはじまります。
島開き祭と申しまして、約二百八十年前までは、一般の方の入島が禁止され、神職の他は島奉行等の島を監守する役人のみ許されておりました。島止祭もありました。
しかし当時の宮司長友肥後が信仰上これを遺憾に思い禁を解かれる事を藩主に訴願いたしまして許可を頂き現在のように何人でも入島ができる様になったのでございます。
それまでは尖浜に祓所を設けまして遥拝をしていたのでございます。
夏には旧暦六月十七・十八日に夏祭が執り行われます。二十二・二十三歳の氏子青年が主催者となり、お神輿の渡御があります。
氏子を巡幸、またお神輿を漁船に乗せまして島を一廻りいたすところから「海を渡る祭礼」ともいわれております。お神輿の渡御は古くから行なわれておりましたが、海上渡御は御祭神の古事を偲び、海積宮に御祭神をお連れ申し上げ、御神慮をお慰めしたいという氏子漁民の発意で昭和二十三年から始まりました。
お神輿を乗せた船「御座船」を先頭に満艦飾の大漁旗等で飾った数十艘の漁船が列をなして進むさまは、壮観で当神社の祭礼で最も賑やかな御祭でございます。
夏
春は旧暦三月十六日の春祭にはじまります。
島開き祭と申しまして、約二百八十年前までは、一般の方の入島が禁止され、神職の他は島奉行等の島を監守する役人のみ許されておりました。島止祭もありました。
しかし当時の宮司長友肥後が信仰上これを遺憾に思い禁を解かれる事を藩主に訴願いたしまして許可を頂き現在のように何人でも入島ができる様になったのでございます。
それまでは尖浜に祓所を設けまして遥拝をしていたのでございます。
夏には旧暦六月十七・十八日に夏祭が執り行われます。二十二・二十三歳の氏子青年が主催者となり、お神輿の渡御があります。
氏子を巡幸、またお神輿を漁船に乗せまして島を一廻りいたすところから「海を渡る祭礼」ともいわれております。お神輿の渡御は古くから行なわれておりましたが、海上渡御は御祭神の古事を偲び、海積宮に御祭神をお連れ申し上げ、御神慮をお慰めしたいという氏子漁民の発意で昭和二十三年から始まりました。
お神輿を乗せた船「御座船」を先頭に満艦飾の大漁旗等で飾った数十艘の漁船が列をなして進むさまは、壮観で当神社の祭礼で最も賑やかな御祭でございます。
秋・冬
秋には十月十八日に例祭、冬は「成人の日」に裸参りが執り行われております。
全国から男女約四百名の方々が神社の前の海で禊を行い、身を清めて神社に参拝をいたします。
この風習は、昔、彦火火出見命がにわかに海神宮からご還幸された際、村の人々が衣類(命をお迎えする為の装束)をまとう暇もなく裸の姿で取り急ぎお出迎えしたという古事から起こったものでございます。
年間の祭典行事
2024 11月 |
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